2015.03.08
KUWAI・手仕事の味わい
2015年3月6日発売になりましたKUWAIの生地。
グリーンイエローとブルーピンク、どちらもポップで軽やかな色の生地です。
この生地のフラットなポップさを活かすために、手捺染ならではの味わいを残してあります。
手捺染という手法は、職人さんが、版と版を一回一回重ねながら
何度も繰り返して染めていくことで、多様な模様を実現しています。
そのため、地版模様の柄ゆきに寄っては、こうした版重なり(型口)が出てしまうことがあります。
通常は版と版の間で、直線や細かい柄の間の、簡単な場所に入れるのが一般的ですが、
KUWAIのころんとした柄の味を活かすために、敢えてこの柄と柄の間に入れました。
複数の型をこの位置で重ねるために、手間と時間のかかる行程を実践してくださいました。
デジタルや、大量生産すれば、この版の重なりはなくなり、簡単に柄ゆきを再現できます。
でも私たちは、この版重なりに、職人さんの技術を見ることができる、風味を大事にしたいと考えています。
版重なりは、一部の商品のあまり目立たない場所に配置していただいて、製品化しています。
特に、生地を多く使うクッションカバーには、裏側に入れております。
味わいと考えて、ご了承いただきたいと思っていますが、
もちろん入っていないものもご用意できますので、
ご購入時にご確認いただければ幸いです。
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